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新しい本・もうすぐ出る本





2016年9月29日発売
X-01 エックスゼロワン [壱]
あさのあつこ 作

N県稗南(ひなん)郡稗南町。由宇(ゆう)の15歳の誕生日の前日、大好きな父親が「X-01(エックスゼロワン)」と言い残して急死した。そして黒づくめの男たちが、「X-01」を求めて、町を破壊しにやってきた!? 「X-01」とは、いったい……なに? 一方、ラタの住む小国、永依(えい)の国は滅亡の危機を迎えていた。隻眼(せきがん)の将軍に拾われたラタは戦士としての血の道を歩み始める。運命に翻弄される由宇とラタ、2人の魂の物語。

定価:本体950円(税別)

著者プロフィール:
岡山県生まれ。1997年『バッテリー』(KADOKAWA)で第35回野間児童文芸賞を受賞。2005年、『バッテリー』全6巻で第54回で小学館児童出版文化賞を受賞した。著書に『THE MANZAI』(ポプラ社)、『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ(講談社青い鳥文庫)、『NO.6』シリーズ(講談社YA!ENTERTAINMENT)など多数。
あさのあつこ 「X-01」PV公開中!
あさのあつこさんからのメッセージ

「X-01」は、十代の少女を主人公にした物語です。舞台を二つ用意しました。
二つとも架空の場所です。架空ではあるけれど一つは、今のわたしたちの住む場所に限りなく近く、もう一つは限りなく遠い。そういう設定にしました。
まるで異なる世界が交わることで、何が生まれるのか。楽しみに読んでいただけたらと願っています。
そして、今回は戦士としての少女を描きました。戦うために生まれ、戦うために生きる。あるいは、生きるために戦わざるをえない少女です。

わたしは戦いでは、武器では、殺し合いでは人の世を壊すことしかできない。
決して新しい何かを創り上げることはできないと信じています。破壊のみ。

創造は不可能だと。けれど、戦うしか選択肢がない状況下にいる少女たちにとって
(むろん、少年にとっても)、それはただの甘ったるい感傷に過ぎないでしょうか。
人は結びつくこと、信じること、想うことで、人の世を変えていけるのか。
「NO.6」という作品を書き終えた後もずっと引きずっていたこの問いに、わたしなりの答えを見出したい。その足掻きの一歩が、「X―01」です。
想いはさまざまにありますが、ともかく読んで楽しんでいただけたら嬉しいです。

キャラクター紹介